プログラミングって何ぞや?
最近、「小学校でプログラミング必修化」とか「IT人材不足」とかよく話題になっていますよね。
プログラミング必修化で困るのは間違いなく先生方でしょう。小学生にガツガツとコードを書かせるとは考えられませんが、ある程度プログラミングの知識がないと指導するのは難しいような気もします。
その他、「プログラミングをやってみたい!」「趣味の一つとして始めてみたい」といった人も多いはず。
しかし、プログラミングってなんかとっつきにくいというか…始めてみたけどすぐ挫折してしまったとか……そういう方々も多いはず。
正直、個人的にプログラミングは難しいと思っています。(まぁ誰でも出来たら人材不足になるはずない訳で…)
ただし、ある程度なら誰でも簡単に出来るとも思っています。
これから、数回に分けてプログラミングについて取り扱っていく予定です。
では、そもそもプログラミングって何なのでしょうか。
プログラミングとは、
コンピュータに命令を与えること
と言えます。
コンピュータは電子計算機とも呼ばれています。電卓に式を打ちこまないと計算してくれないのと同じで、コンピュータもプログラムがなければただの鉄くずです。
プログラマがプログラミングをしてくれることで初めて、コンピュータで色々なサイトを閲覧したり、Youtubeを見たり、ゲームしたりできるわけです。
プログラミングで使う言葉をプログラミング言語、プログラミング言語を使って書かれた命令をソースコードといいます。
プログラミング言語にはC,C++,Java,Pythonなどなど多くの種類があり、それぞれ文法が異なります。この辺は日本語や英語などの一般的な言語と似ています。
ソースコードは、
#include <stdio.h> int main(void) { printf("Hello, World!\n"); return 0; }
みたいなやつですね。人によっては見ただけで寒気がするやつです。
実は、コンピュータはこのソースコードをそのまま読むことはできません。
「デジタルは0と1の世界」ということは聞いたことがある人が多いと思います。
まさにその通りで、コンピュータは機械語という二進数等の数字の羅列しか理解できません。
上記のようなプログラミング言語は、人間に分かりやすくしたものなのです。
そこで、コンピュータに命令を送るには、C言語などで書かれたソースコードを機械語に変換してあげる必要があります。
その変換を行うのがコンパイラで、変換することをコンパイルするといいます。
一般の言語で例えると翻訳に値するかと思います。
という感じで、ざっくりとプログラミングに関することを書き連ねてみました。
次回以降は、さっそくプログラミングを実践するところに踏み込んでいきたいと思います。
余裕があればコンピュータのハードウェア面についても書きたいなぁ…