Cost vs. Performance

にわかガジェオタがちまちまと語っていきます。

【Oculus Go】で美少女になりきりたい!

ご無沙汰しています…

 

今回は、スタンドアロンVRHMDのOculus Goを使って美少女なりきりアプリを自作してみたいと思います。

 

※私はプログラマでも何でもないド素人であるので、参考程度に軽く見ていただけるとありがたいです。

 

 

最近、VTuberって流行ってますよね。べ、別にVTuberにあこがれたとか全然そういうことじゃないんだからね!勘違いしないでよっ!!

 

やりたいこととしては、

①3Dモデルの視線になる

②Oculus Goコントローラーと3Dモデルの腕の動きを同期させる

③鏡を設置して自分の姿を確認できるようにする

という感じです。

恥ずかしながら自分はプログラミングがほとんどできない上にUnity初心者であるので、先人の知恵を存分に活用していきます。

 

c-taquna.hatenablog.com

qiita.com

初めは、この方々の素晴らしい記事を参考にやってみようと考えていました。

が、絶対必要なFinalIK(VRIK)がクソ高い!!$90って嘘だろ…

 美少女にはなりたいけどお金はかけたくない…ということで代用できそうな他のIKを探すことに。

そこで見つけたのが「Mecanim Example Scenes」という無料アセットにあるIK.csです。

これを使ってコントローラーとモデルの腕を同期させることができました…が、なぜかキズナアイちゃんの足のいたる関節が大変なことに…なぜか腕はしっかり動くのですが、足が折れて全身が崩れ落ちてしまっている…

この問題の解決にかなりの時間を費やし、諦めかけてしまいました。

 

さて、茶番はここまでにして実際のアプリ作成手順をご紹介します。

(茶番の続きは気が向いたら他の記事で…)

 

 

【使用したもの】

・Oculus Go

・Unityで3D開発ができる程度のPC

・Unity5.6.1f1

・任意の3Dキャラモデル(今回はキズナアイMMDモデルをチョイス)

・SAFullBodyIK

・Oculus Integration

・MMD4Mecanim (Beta)

 

今回はUnityの導入とOculus Goの開発環境作りについては割愛します。

 

 

①UnityでOculus Go用のProjectを作成する

  

②各アセットやデータをインポートする

 

③MMD4Mecanimを使ってキズナアイMMDモデルをUnity用に変換

 

④それぞれをヒエラルキーに配置する

 

⑤モデルにSAFullBodyIKをアタッチする

 今回はGoコントローラーをモデルの右腕の動きに同期させました。

 

VR空間に「鏡」を配置して自分を見れるようにする

 

⑦Oculus Go用にビルドする

 

 

※本当はもっと詳しく書く予定でしたが自分でも忘れてしまった部分が多く、思い出し次第追記します…

 

 

これでモデルの頭(首)と右腕を動かして、設置した鏡でその姿を確認することが出来ました。今回はさらに自動でまばたきをさせて、よりリアリティを出してみたりもしました。

結局、今回のポイントはSAFullBodyIKを使うというところで、それ以外は他の方々の事例とそれほど変わりありません。

 

この方法でVtuberというか、VRChatというか、カワイイ女の子になれたような気がしました…一瞬だけ…

 細かい調整しないと目線とかいろいろなところで違和感があるし、何より片腕しか動かせないのがやっぱりダメ!!!その片腕も結構へんてこな動きだし…

 

結論:Goでもなりきりっぽいことは出来るけど、やっぱりViveかRiftが欲しい!